体は食べるもので出来ている③

ペットフードについて考える

今回はペットフードについて少し考えてみたいと思います。

昨今日本でもご自身で勉強し、色々と調べて納得し選んでいらっしゃる方も増えてきていると思いますが、まだまだ多くの飼い主さんはペットフードの情報についてどんな材料が入っていて、どうやって作られているのかご存知でない方もいらっしゃるかと思います。

 愛猫や愛犬を初めて迎え入れるとき、猫=キャットフード 犬=ドッグフードを食べさせるのが当たり前、いえむしろが栄養のバランスが崩れるのでそれ以外は与えないほうが良いと考えていらっしゃる方も多いと思います。

前回・前々回で健康な体作りには出来るだけ自然に近い食べ物を体に取り入れることの大切さについて触れました。

ヴィジョンズはドライフードを製造販売しておりますが決してドライフード+水だけを続けていれば必ずしも健康な体を手に入れられるとは考えいません。出来ることであれば一手間二手間をかけ手作りもしてほしいと考えています。

なぜなら動物の体作りにとって必要なものは人工的なものをできる限り少なくして、新鮮な食材・水分・酵素を取り入れることが鍵だと考えているからです。

 ただ、色々な都合でまだまだ飼い主さんの多くはドライフードを主体にしている方がほとんどであると思います。

愛猫・愛犬に何か体調の不具合が出た時に初めて心配の矛先が食事に向き、そしてやがてフードジプシーに陥る事も少なくありません。

でも飼い主さんはただ単に「知らないだけ」なのだと感じております。

日本では、はじめて飼い主さんとなるときに食事の大切さを正しく伝えてもらえる場所が残念ながら本当に少ないといっても過言ではありません。

 特に猫は完全なる肉食動物ですので、本来新鮮なタンパク質を主体としたごはんが必要ですが、 穀物が主体のごはんを勧められたり、また、わんちゃんの中には「この犬種は運動があまり必要ありません!」と言われた飼い主さんもいてびっくりいたしました。

私たちヴィジョンズが望むことは

「命を守ることは簡単ではありません。動物を飼うということはお金も時間もかかります。そして人間社会で暮らすなかできちんとルールを教え、社会性を身につけるために多くの努力も必要です。でも動物と暮らすことは本当に最高です。小さいころから社会性を身につけ健康に育った動物は最高の家族となります。そのためには運動と食事がとても重要。時間がある時には手づくりをしたり自然な食材が体に入るようにぜひ工夫してあげてください。そしていろんなところに一緒に出かけ沢山楽しい思い出作りをしてくださいね。何かあったらいつでも相談しにきてくださいね!」

としっかり言ってくれる専門家が増えること。

それにより動物たちと飼い主さんの未来が大きく変わってくるのですから。 

ペットフードの存在は私たちの忙しい毎日の中でとても助けとなるアイテムです。ドライフードだけあげても、手づくり食に混ぜても、フードに食材をトッピングしても決してどれも引けをとらないものでなければいけません。しかしながら加工品であることを念頭に置き 、出来る時には、生で食べられるものや、火を通して食べるものなどをトッピングで補ってあげるだけでも随分と違ってきますよ。

下記はフードを選ぶときのご参考になさってみてください。

<ヴィジョンズお勧め基準

・水を加えて置いておくとちゃんと腐るもの

・原材料は多い順に表示されています。

はじめに穀類ではなくきちんとお肉・お魚の名前が書いてあるものを選ぶ

*●●肉粉、●●ミールなどは避ける(脂身から脂を抽出した後に残ったもので原料は肉ではなくほぼ脂身です。)

・飼い主さん自身が毎日食べられるもの

・油っぽくないもの(油分や脂肪分は酸化がつきものです)

・臭くないもの

<ヴィジョンズお勧め補填アイテム

・新鮮な食材(お肉・お魚・お野菜・果物)

・缶詰・ウェット

・酵素(アニマストラスや・バランスアルファなど)

ヴィジョンズのフードをベースにしたトッピングの書籍も販売されております。

美味しくバリエーションの富んだ食事は動物たちの喜びとなり免疫力UPにもつながります。是非ご覧になってみてください。

















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