みなさんこんにちは!お元気にお過ごしですか?
私たちの心と体に多くの恩恵をもたらしてくれる愛猫、愛犬たち。
動物たちとの絆は私たちのストレスを軽減してくれたり、安心感や幸せを感じさせてくれます。
しかし時に動物たち自身も傷ついたり病気になったりすることがあります。そんな時は体調回復に向けて私たちが彼らの自然治癒力を邪魔しないように注意をしてあげる必要があります。
自然治癒力とはなんでしょうか。
自然治癒力とは生体が持つ自己回復能力のことです。傷口がふさがったり、感染が治まったりするのは、決してお薬の力ではなく自分で治そうとする力『自然治癒力』のおかげなのです。しかし、自然治癒力は様々な要因によって妨げられることがあります。それらの要因を理解し、日々避けてあげることが治癒力を高め、いざという時でも回復が早い体づくりを心がけてみましょう!
●日頃の4つのチェックポイント
Point1:睡眠
睡眠中にはホルモンやメラトニンなどの自然治癒力を高める物質が分泌されます。これらの物質は細胞の修復や老廃物の排出にも大切なもの。寝ている姿は本当に可愛くてついつい撫でてしまいたくなりますが寝ているところを邪魔しない。睡眠を守るのも大切なケアの一つです。安心して休める環境を確保してあげましょう。
Point2:運動
運動が質の良い睡眠につながるのは動物たちも同じです。また免疫力の要となる第2の脳とも言われる腸ですが、動物たちも栄養をしっかり吸収できたり、様々なトラブルに対応できる丈夫な腸にしていくためにも運動は欠かせません。体を動かすと腸も自然と動くのです。運動は丈夫な腸を作るうえでとても重要なんです。
ワンちゃんはお散歩の中で、ネコちゃんであればお家の中で、思い切り走れる時間や、かがんだり、立ったり座ったり、伸びをしたり。体全体を動かすエクササイズをコミュニケーションの中で取り入れることもとても良いですね!
Point3:食事
自然治癒力を高めるためには毎日の食事が基本です。たんぱく質は体のすべての細胞やホルモンなどの原材料です。質の良いたんぱく質が質の良い体を作ります。新鮮な食材がしっかり取れるように配慮してあげること。また以下の成分も自然治癒力に有効とされています。
・ビタミン
免疫細胞の活性化や抗体の産生に必要な物質です。特にビタミンA、C、Eは抗酸化作用があり、細胞の老化や損傷を防ぎます。量や加熱や保存に注意しながら新鮮な野菜や果物、肉や魚などをトッピングしてあげることもオススメの方法です。
・オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、細胞膜の流動性を高めたり、炎症反応を抑えたりする働きがあります。オメガ3脂肪酸は青魚や亜麻仁油などから摂取できますが、オメガ6脂肪酸とのバランスが大切です。※オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸の比率が1:1〜4が理想
サーモンオイルやヴィションズのオリジナルお魚の缶詰3種を毎日のごはんにプラスすることも大変おすすめの方法です!
〔オメガ3脂肪酸〕青魚(まぐろ、さんま、サバ、イワシなど)、亜麻仁油、サーモンオイル
〔オメガ6脂肪酸〕動物性脂、大豆油、コーン油、胡麻油
Point4:メンタル
「病は気から」は、動物たちも同じ。動物たちの表情はどうですか?動物たちの気持ちが一番免疫力に影響を及ぼす要因といっても良いと思います。以下の動物達からのサインは、気持ちに気づいてあげるきっかけとなります。もし気になることがあったら原因を取り除いてあげてみてください。とにかく免疫力をあげる1番の方法は飼い主さんも動物たちも毎日楽しく過ごしていること!これにつきますね!
ーわんちゃんのストレスサインの特徴ー
■ボディーランゲージ(体をかく、体をブルブル振る、舌をペロリと出す、目をそらす、伸びやあくびをするなど)
■攻撃的・威嚇的な行動(吠える、うなる、震える、腰が引けてしっぽが下がる、逃げようとする、噛む、飛びかかるなど)
■体調不良・病気(血が出るほど自分のしっぽを噛む・追い回す、脱毛や皮膚炎を起こすほど執拗に体を舐め続ける、下痢・嘔吐など)
ーねこちゃんのストレスサインの特徴ー
■ボディーランゲージ(頻繁に鳴く、噛む、大きくしっぽをふる、耳を後ろに倒している、体を小さくしている、爪を出している、毛が立っている)
■体調不良・病気(肢やお腹を脱毛や皮膚炎を起こすほど執拗に体を舐め続ける、下痢・嘔吐など)
■不適切な場所での排泄
以上、まずはこの4つのポイントを邪魔していないか。時々チェックしながらケアしてあげると免疫力の要である腸内環境やメンタル(自律神経)の安定にもつながりますよ!
ぜひ参考になさってみてください。